伊坂ワールドだー♪
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もともと伊坂さんの本が好きなのでこの本を読みました。
相変わらず、「ありえねー!」と笑ってしまいそうなブッ飛んだキャラが続々登場し、これまた「ありえねー!」と叫んでしまいそうな展開が繰り広げられてます。でも、このブッ飛び具合が、伊坂ワールドの醍醐味ですね。現実離れしたミステリーが好きな方には、もってこいの作品だと思います。
特に、最後の仕掛けと、二年前と現在の2つの時間が綺麗にリンクするとこなんかはさすがとしか言いようがないです。その上、ちょっとした切なさと小さな奇跡が織り込まれて、ただの『ブッ飛んだ話』で終わってないからスゴイ。
伊坂さんの本は、別の作品に登場したキャラたちがちょこっと出てくるのが特徴ですが、今回も見事に《あの人》がわき役のわき役ぐらいのポジションで出てましたね〜。
発見を楽しみたい方は、この本を読む前に「陽気なギャングが地球を回す」を読むといいですよ!
面白さが増すかもしれません。
2010-08-27
圧倒的な構成力
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時間を超えた2つの軸が交互に描写され読みにくい。しかしそれが徐々に収束し、ひとつのストーリーになっている。読み終わるとそのストーリー構成に思わず唸ってしまう。久々に「やられた感」を感じた。
序盤と終盤に繰り返されるあのセリフはミステリー史に残る名セリフと言えば言い過ぎか。あちこちにヒントが隠されているので二度よみが必須。
なお同作品のDVDも必見。本作品の自分の脳内再生と驚くほど一致していて衝撃だった。
2010-08-25
悪くはないが絶賛でもない
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普通、「一緒に本屋を襲わないか?」 で本屋を襲わない。なぜなら、普通、強盗は、それもたまたま知り合った初対面の相手と本屋を襲わないからだ。この設定に無理がある。広辞苑が欲しきゃコンビニにしてその金で買え(ただし殺傷はダメだぞ)。
フィクションだからいいじゃないか?というにしても皆さん寛容ですね。サスペンスはある程度リアリティが欲しい。
導入の理由が不自然以外は話の流れは読ませるし、オチもしっかりしている。肝心な全容解明のところでわざわざ動物園に行ったりして、その描写がパラパラ入ってくるのはイライラした。イマ、ソンナコトドウデモイイデショ!話しするなら喫茶店にいきなさい。
2010-08-23
人物描写がいい。
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友人が、好きな作家さんの一人として名前を挙げていて、
当時は興味が無かったものの、『重力ピエロ』の映画が面白かったので
気にはなっていました。
今回友人が貸してくれた本の中にこの本も入っていたので読んでみましたが・・・
面白い。
椎名の人の良い、弱腰描写や、河崎の丹精な顔立ちと飄々とした雰囲気、
二年前のドルジのたどたどしい日本語、快活な女子琴美。人形のように整った
美しい女性麗子。
キャラが目に浮かぶ感じでハラハラしたり、ふっと笑ってしまったり
さくっと読み進めることができました。
特に椎名の心情はほんとに目の前でしゃべってる友人の世間話を聞いてるくらいリアルでいい。
逆に琴美の活発すぎる勝気な動きはあまりに無謀にも思えて
怖い・・・
そして所々出てくる動物虐待の描写も生々しすぎて、
何度もネタバレと分かっていても、どうなるのか気になって、最初のうちから最後を読んでしまう・・・
という事を繰り返しちゃったけど、それ以上のどんでん返しもあるから、
ものすごく惹き込まれました。
そして、そのどんでん返しに気づくと、何度も何度もページを読み戻してしまったりして・・・
もう一度じっくり読んでみたいとすら思えた。
この作家さんはまだ『砂漠』しか他は読んでいないけれども、
色々読んでみたいと思えました。
2010-08-17
素晴らしい
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入院中に出会った本でとても心に残っています。文章もとても読みやすく、ぷっと吹き出してしまうような場面や、胸がギュッと切なくなる場面も。
そして繋がるラスト。
この本を読んで伊坂幸太郎さんのファンになりました。
2010-07-29